DH_AUTO_CLEAN
Section: Debhelper (1)
Updated: 2021-02-15
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名前
dh_auto_clean - ビルド後、自動的にビルドディレクトリを消去する
書式
dh_auto_clean [
build system オプション] [
debhelper オプション] [
-- パラメータ]
説明
dh_auto_clean はパッケージビルド完了後に自動的にディレクトリを消去しようとする debhelpr
プログラムです。このプログラムはパッケージのビルドに必要なビルドシステムを割り出し、それに適したコマンドを実行する事で消去を行います。例えば、
Makefile
が存在し、かつ、そのファイルの中に
distclean,
realclean,
clean ターゲットが存在する場合、
make
を実行することにより消去を行います (あるいは、
MAKE 環境変数が設定されている時も同様です)。もし
setup.py や
Build.PL が存在するのであれば、これらを実行してパッケージビルドディレクトリを消去します。
このコマンドは約 90 %のパッケージにて動作するように作られています。もし、うまく動作しないようなパッケージに遭遇した場合、間違った clean
ターゲットを使おうとしてしまうような場合、dh_auto_clean をまったく使わずに、手動で makeclean
を実行するのをお勧めします。
オプション
"
ビルドシステム用オプション" in
debhelper(7) には、よく使われるビルドシステムと、制御オプションが列挙されています。
- -- params
-
params を実行するプログラムに渡すには、dh_auto_clean に通常指定するパラメータの後に、params
を指定してください。
参照
debhelper(7)
このプログラムは debhelper の一部です。
作者
Joey Hess <
joeyh@debian.org>