MANCONV
Section: マニュアルページユーティリティー (1)
Updated: 2020-06-22
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名前
manconv - マニュアルページをあるエンコーディングから別のエンコーディングに変換する
書式
manconv -f [
from-code[:
from-code...]]
-t
to-code [
-dqhV] [
filename]
説明
manconv は、
iconv のように、マニュアルページをあるエンコーディングから別のエンコーディングに変換します。
iconv
と異なるところは、変換時に複数の入力エンコーディングを順に試みることです。これは明示的にエンコーディングを指定せずにマニュアルページをディレクトリーにインストールし、
UTF-8 と歴史的な文字集合が混ざっている時に役に立ちます。
エンコーディング宣言がマニュアルページの先頭にある場合、その宣言は manconv
のコマンドライン指定を上書きします。エンコーディング指定は次のようになります。
-
'\" -*- coding: UTF-8 -*-
または (マニュアルページ前処理系により宣言された場合)
-
'\" t -*- coding: ISO-8859-1 -*-
オプション
- -f encodings, --from-code encodings
-
Try each of encodings (a colon-separated list) in sequence as the input
encoding. The default is to guess likely input encodings based on the file
name.
- -t encoding, --to-code encoding
-
encoding へマニュアルページのエンコーディングを変換します。
- -q, --quiet
-
マニュアルページが変換できなかった場合でもエラーメッセージを表示しません。
- -d, --debug
-
デバッグ情報を表示します。
- -h, --help
-
ヘルプメッセージを表示して終了します。
- -V, --version
-
バージョン情報を表示します。
関連項目
iconv(1),
man(1),
man-recode(1)
著者
Colin Watson (cjwatson@debian.org).
バグ
https://savannah.nongnu.org/bugs/?group=man-db