unpack200
Section: Javaデプロイメント・ツール (1)
Updated: 2013年11月21日
Page Index
名前
unpack200 -
pack200(1)で作成されたパック・ファイルを、WebデプロイメントのためにJARファイルに変換します。
概要
-
unpack200 [ options ] input-file JAR-file
options
-
コマンド行オプション。オプションを参照してください。
input-file
-
入力ファイルの名前。pack200 gzipファイルかpack200ファイルを指定できます。入力ファイルには、pack200(1)で作成されたJARファイルを指定することもできます(手間は0です)。この場合、入力ファイルの内容はPack2000マーカーで出力JARファイルにコピーされます。
JAR-file
-
出力JARファイル名。
説明
unpack200コマンドは、pack200(1)で作成されたパック・ファイルをJARファイルに変換するネイティブ実装です。一般的な使用方法は次のとおりです。次の例では、デフォルトのunpack200コマンド設定で、myarchive.jarファイルがmyarchive.pack.gzから作成されます。
-
unpack200 myarchive.pack.gz myarchive.jar
オプション
-Hvalue --deflate-hint=value
-
JARファイル内のすべてのエントリにtrue、falseまたはkeepのデフレーションを設定します。デフォルト・モードはkeepです。値がtrueまたはfalse場合、--deflate=hintオプションはデフォルトの動作をオーバーライドして、出力JARファイル内のすべてのエントリのデフレーション・モードが設定されます。
-r --remove-pack-file
-
入力パック・ファイルを削除します。
-v --verbose
-
最小限のメッセージが表示されます。このオプションの複数の仕様には、より詳細なメッセージが表示されます。
-q --quiet
-
メッセージを表示せずに動作するように指定します。
-lfilename --log-file=filename
-
出力メッセージが記録されるログ・ファイルを指定します。
-? -h --help
-
unpack200コマンドに関するヘルプ情報を出力します。
-V --version
-
unpack200コマンドに関するバージョン情報を出力します。
-Joption
-
Java Virtual Machineにoptionを渡します。optionには、Javaアプリケーション起動ツールのリファレンス・ページに記載されているオプションを1つ指定します。たとえば、-J-Xms48mと指定すると、スタートアップ・メモリーは48MBに設定されます。java(1)を参照してください。
注意
このコマンドとunpackコマンドを混同しないでください。これらは別製品です。
JDKに付属するJava SE API仕様との相違が見つかった場合には、仕様を優先してください。
終了ステータス
次の終了値が返されます: 正常終了の場合は0、エラーが発生した場合は0より大きい値。
関連項目
-
•
pack200(1)
-
•
jar(1)
-
•
jarsigner(1)
-
•
「Compression Formats for Network Deployment」
http://docs.oracle.com/javase/8/docs/technotes/guides/jweb/networking/compression_formats.html
-
•
「Java SE Technical Documentation」
(http://docs.oracle.com/javase/)