wsimport
Section: Java Webサービス・ツール (1)
Updated: 2013年11月21日
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名前
wsimport - Webアプリケーション・アーカイブ(WAR)ファイルにパッケージできるJAX-WSポータブル・アーティファクトを生成して、Antタスクを指定します。
概要
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wsimport [ options ] wsdl
options
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コマンド行オプション。オプションを参照してください。
wsdl
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Webサービスを呼び出す方法、パラメータに必要な値、返されるデータ構造についてのコンピュータで読取り可能な記述が含まれまるファイルです。
説明
wsimportコマンドは、次のJAX-WSポータブル・アーティファクトを生成します。これらのアーティファクトは、デプロイするWSDLおよびスキーマ・ドキュメントおよびエンドポイント実装とともに、WARファイルにパッケージできます。wsimportコマンドではwsimport
Antタスクも提供されます。
http://jax-ws.java.net/nonav/2.1.1/docs/wsimportant.htmlのWsimport Ant TaskページのToolsタブを参照してください。
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サービス・エンドポイント・インタフェース(SEI)
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サービス
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例外クラスはwsdl:faultからマップされます(存在する場合)
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非同期レスポンスBeanはレスポンスwsdl:messageから派生します(存在する場合)
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JAXBが生成する値タイプ(スキーマのタイプからマップされたJavaクラス)
wsgenコマンドを起動するには、次を行います。
Oracle Solaris/Linux:
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/bin/wsimport.sh -help
Windowsの場合:
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\bin\wsimport.bat -help
オプション
-d directory
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生成される出力ファイルを格納する場所を指定します。
-b path
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外部JAX-WSまたはJAXBバインディング・ファイルを指定します。-bオプションで複数のJAX-WSおよびJAXBバインディング・ファイルを指定できます。これらのファイルを使用して、パッケージ名、Bean名などをカスタマイズできます。JAX-WSおよびJAXBバインディング・ファイルの詳細は、
http://jax-ws.java.net/nonav/2.1.1/docs/wsimportant.htmlのWSDL CustomizationのUsers Guideタブを参照してください
-B jaxbOption
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JAXBスキーマ・コンパイラにjaxbOptionオプションを渡します。
-catalog
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外部エンティティ参照を解決するカタログ・ファイルを指定します。-catalogオプションは、TR9401、XCatalog、OASIS XML Catalogの各形式をサポートしています。http://jax-ws.java.net/nonav/2.1.1/docs/catalog-support.htmlの
Catalog SupportページのUsers Guideタブを参照してください。
-extension
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ベンダー拡張を使用可能にします。拡張を使用すると、アプリケーションの移植性が失われたり、他の実装と連携できなくなる可能性があります。
-help
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wsimportコマンドに関するヘルプ・メッセージを表示します。
-httpproxy: host:port
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HTTPプロキシ・サーバーを指定します。デフォルトは8080です。
-keep
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生成されたファイルを保持します
-p name
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ターゲット・パッケージnameを指定して、WSDLおよびスキーマ・バインディングのカスタマイズ、および仕様部で定義されたデフォルトのアルゴリズムをオーバーライドします。
-s directory
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生成されるソース・ファイルを格納する場所を指定します
-verbose
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コンパイラ・メッセージを表示します。
-version
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リリース情報を出力します。
-wsdllocation location
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@WebServiceClient.wsdlLocationの値を指定します。
-target
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指定されたJAX-WS仕様バージョンに従って、コードを生成します。バージョン2.0では、JAX-WS 2.0仕様に準拠したコードを生成します。
-quiet
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wsimportコマンド出力を抑制します。
-bオプションを使用して、複数のJAX-WSおよびJAXBバインディング・ファイルを指定できます。これらのファイルを使用して、パッケージ名やBean名など、様々なものをカスタマイズできます。JAX-WSおよびJAXBバインディング・ファイルの詳細は、
https://jax-ws.java.net/nonav/2.1.2/docs/customizations.htmlのカスタマイズ・ドキュメントを参照してください
非標準オプション
-XadditionalHeaders
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リクエストまたはレスポンス・メッセージにバインドされないヘッダーをJavaメソッドのパラメータにマップします
-Xauthfile file
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認証情報を含むファイルを指定するWSDL URIです。このURIの形式は次のとおりです。
http://user-name:password@host-name/web-service-name>?wsdl.
-Xdebug
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デバッグ情報を出力します
-Xno-addressing-databinding
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W3C EndpointReferenceTypeとJavaのバインディングを有効にします。
-Xnocompile
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生成されたJavaファイルをコンパイルしません
例
次の例では、Javaアーティファクトを生成し、http://stockquote.example.com/quote?wsdlをインポートしてアーティファクトをコンパイルします。
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wsimport -p stockquote http://stockquote.example.com/quote?wsdl
関連項目
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wsgen(1)
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http://jax-ws.java.net/nonav/2.1.1/docs/wsimportant.htmlの
Wsimport Ant TaskページのToolsタブ
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•
http://jax-ws.java.net/nonav/2.1.1/docs/catalog-support.htmlの
Catalog SupportページのUsers Guideタブ
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•
http://jax-ws.java.net/nonav/2.1.1/docs/wsimportant.htmlの
WSDL CustomizationページのUsers Guideタブ